手汗を治す

手汗が出てくる原因と改善法について

発汗は人間の体温を調節するための大事な機能です。でも時々、暑くもないのに手の平だけが汗でべとべとになり、不快に感じたことはないでしょうか。ほとんどの人は放っておけばいつの間にか手汗は引いているものですが、いつまでたっても手の平が汗で湿ったままで、生活に支障をきたして悩んでいる方も少なくありません。
手汗はどうして出てくるのでしょうか。手汗は自律神経と大きな関わりをもっています。自律神経は交感神経と副交感神経に分かれているのですが、手汗をかくときは交感神経が活発になっています。興奮したり、緊張したりしているときに手汗をかくと思いますが、そういった何らかのストレス状態にあるときは交感神経が強く働いています。逆に気持ちが落ち着いてリラックスしているときは副交感神経が働いていて、手汗も出てこないはずです。
手汗が気にならない方というのは、交感神経が活発になって手汗をかいても、また副交感神経に切り替えることができるので、手汗はすぐに止まります。つまり手汗が出続けてしまう人というのは、自律神経の機能が乱れているため、交感神経と副交感神経の切り替わりがうまくいかなくなっているのです。
手汗の悩みを改善するには自律神経の働きを整えるのが必要となるわけですが、自律神経の働きは心臓や内臓などのように、人為的に操作することはできません。地道に規則正しい生活を続けて自然に整えてゆくしかないのです。毎日同じ時間に寝起きし、ご飯を食べるなど、一定のリズムで生活するよう心がけましょう。
また手汗を止める方法として気にしすぎないことも大切です。かいた手汗をどうにかしようと焦ると、交感神経が働き続けてますます多量の手汗をかくことになります。手汗が出てきてしまったら自分の力でどうにかなるものではないので、いっそのこと開き直ってしまうほうがよいでしょう。